2020年 07月 24日
粛々と・・・。
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by monn-sann
| 2020-07-24 18:29
| 日記
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2020年 07月 18日
みんなの名前は・・・。
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長田弘さんの詩集 「誰も気づかなかった」 から
ー静かな闇の向こうー
真夜中、静かな村の道を、亡くなった女が歩いてゆく。女は大きく、背が高く、
牛のように優しかったが、生まれつき口がきけず、或る日重い病に冒され、
幼い子をのこして、突然亡くなったのだ。
最初の授業で、白墨で黒板に大きな円を描き、「地球です」と先生は言った。
先生は一年後村を去り、夢やぶれ、病で亡くなって、灰になって、村に戻った。
まん円い自然石が土に置いてあるだけの、先生の墓。
鳥のように空を飛びたかった少年がいた。毎日高い場所から飛び下りる練習をし、
或る日、都のいちばん高い塔から飛び下りた。少年の姿はそれっきり鳥のように
空のなかに消え失せ、二度と見つからなかった。
十歳にもならなかった頃に読んだ本のなかで出会った人たちが、齢を重ねたいま、
しきりと懐かしくなるのはなぜだろう。
みんな本のなかに住んでいた。本のなかにはいつも静かな闇があり、その静かな
闇の向こうに住むみんなは、一人一人全然違うのに、みんなおなじ名前を持っていた。
「悲しい」が、みんなの名だった。
原文は縦書き、三篇の物語に行間はありません。
詩集を丸ごと紹介したいのですが、それは出来ません。
あなたの名前が「悲しい」でも、悲しまないで下さい。
わたしの名前も「悲しい」です。<(_ _)>
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by monn-sann
| 2020-07-18 15:29
| 日記
2020年 07月 12日
ハルジオン と ヒメジョオン

つぼみが下を向くのが ハルジオン(春紫苑)。
つぼみは下を向かないのが ヒメジョオン(姫女苑)。
見分け方はわかったけれど、
これがなかなか覚えられない。
けれどその分、
足を止める時間が長くなった。
何かを好きになるとは、こういうことなのかもしれない。

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by monn-sann
| 2020-07-12 17:29
| 日記
2020年 07月 11日
『 生きてますか!?』
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by monn-sann
| 2020-07-11 19:59
| 日記
2020年 07月 05日
花束
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by monn-sann
| 2020-07-05 18:29
| 日記
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2020年 07月 03日
これ, 好きかも・・・。
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by monn-sann
| 2020-07-03 18:29
| 日記
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2020年 07月 01日
Hope
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by monn-sann
| 2020-07-01 00:29
| 日記
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2020年 06月 27日
優しいとは・・・。
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by monn-sann
| 2020-06-27 18:29
| 日記
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2020年 06月 17日
少しの白と、ちょっぴりの赤
妖精の赤い靴を見つけた、幸運な6月の或る日。
※
このブログは、自分自身を慰め励ます目的のブログです。
何方様に対しても、いたずらや悪さをするものではありません。
<(_ _)>
※
このブログは、自分自身を慰め励ます目的のブログです。
何方様に対しても、いたずらや悪さをするものではありません。
<(_ _)>
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by monn-sann
| 2020-06-17 19:29
| 日記
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2020年 06月 13日
暮れてゆく
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by monn-sann
| 2020-06-13 18:29
| 日記
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2020年 06月 10日
面白いひと

風が、頭上の枝をフィルターに変える。
すいめんは、水底だったり森だったり、天上の青になる。
離れた場所でアメンボウが瞬間移動をし、二つとない文様をつくる。
眺めていて飽きることがない。
『 君は面白いね! 』
最愛のひとは、いつも、そう言って笑った。
変わっているとは、言わなかった。
ぼんやりとした玩具の時間を、とりあげることもなかった。




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by monn-sann
| 2020-06-10 19:29
| 日記
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